現在、投資資産の半分程度を米国国債に投資しています。
米国国債に投資した理由(魅力に感じたところ)と気になる(リスク)ことをまとめてみたいと思います。
米国国債に投資した理由(魅力に感じたところ)について
①債券であり満期・利回りが確定しているところ
債券価格の変動はあるが、最終的に満期まで保有すれば約定どおりに決済される。
②高利回りである
日本国債に比べ利回りがはるかに高いです。恥ずかしながら正確に記録を取らないでしまったのですが保有している米国国債の利回りはちょうど4%だったと思います。
③安全性が高い
アメリカ政府が保証している債券なので安全性が高くリスクが低いです。アメリカがダメになればどんな金融商品に投資をしていてもダメかもしれません。(金はどうでしょうか…)
④複利運用・税金の繰延が出来る
これは割引国債についてですが、満期または売却時まで利払いがないので定期に利払いのある国債よりも有利運用することが出来ます。
⑤債券購入時の利回りよりも高い利回りを得られる可能性がある。
満期までは、市場の金利水準に応じ債券価格が変動します。金利が高くなれば債券価格は下落し、金利が低くなれば債券価格が上昇します。タイミングよく売却をすればより高い投資利回りを得られるもしれないです。ただ、金利が低下すると為替が不利に動く可能性もあるのでトータルで考える必要があるかもしれません。
⑥債券価格と株価は逆相関関係にある
株は「リスク資産」、債券は「安全資産」と考えられていて、債券価格が上昇すると株価は下がり、債券価格が下がると株価は上がると言われています。株式と債券をバランスよく保有するとリスクを減らすことが出来ると思いました。
米国国債への投資で気になる(リスク)について
①為替リスクがある
確かに為替リスクはあると思います。しかし、長期かつ高利回りで運用出来るのであればかなり為替リスクは軽減できるのではないかと思っています。日本での低利回りの運用に比べ少しでも上回れれば良いと思っています。
②安全性のリスクがある。
投資理由で安全性が高いとしました。とは言っても長期で運用すればリスクはあると思います。発行主体が国であり、適法な法改正により投資家に不利な制度変更を行うこともないとは言えないと思います(中国だったらありえそうで怖いです)。
③株式に比べ取引の自由度がない
現在、sbi証券で購入しています。取引はsbi証券との相対取引で、夕方に提示された価格で取引をすることになり、翌日約定するような取引形態です。アメリカの取引時間帯に予想以上に債券価格が変動した場合は約定しないこともある様です。また、取引手数料は売値と買値の差額で払うことになります。令和6年7月3日の価格は、売値28.14ドル・買値30ドルでした。仲値を29.07ドルとすると手数料率は3.2%程度なるかと思います。sbi証券の他の取引と比べると少し高い手数料率かと思います。
④NISA制度で購入できない
米国国債はNISA制度で購入できません。税金優遇を受けられないのは非常に残念です。
ただ今年、大和アセットマネジメントから「FreeHOLD 米国国債(T-Zero2044)」とい投資信託が発売されました。この投資信託は米国国債(ストリップス債)一銘柄に投資するもののようで、NISA制度の成長投資枠で購入できるようです。現在購入している米国国債は債券価格が下落し含み損を抱えているため、債券価格が上昇し含み損が解消出来たら乗り換えをしNISA制度を利用しよかと考えています。やはり、税金優遇は大きいです。
余談になりますが、同時期に同じ大和アセットマネジメントから「iFreeWallet 米ドル(USD)」という投資信託が発売されました。この投資信託はドルの動きに連動するするものでNISA制度の成長投資枠で購入できるようです。つまり、この投資信託を利用してNISA制度で疑似的にドルを運用するというわけです。なかなか面白い投資信託だなと思いました。
⑤インフレに弱い
満期まで保有すれば約定どおりに決済されるが為、インフレには弱いです。この点は、株式投資が優れていると思います。
⑥投資判断が難しい
米国国債を購入してからyoutubeを見ていて米国国債をはじめとする債券投資は非常に難しいと話されているのを見ました。債券価格は金利に逆相関し、金利は政府の政策などをはじめ様々な要因で変わっていくと思います。金利の動向を正確に予測することは難しいことが債券への投資判断を難しくしていると思います。
最後に
今回、米国国債について改めて考えてみると少し心配な気もしてきました。実際に現在は含み損を抱える状況であり債券価格の変動も思っていたよりも大きいように感じています。
とはいっても目的は長期投資なのでのんびりと構えていきたいと思います。