本家トラリピと手動トラリピの実績比較報告について

本家トラリピと手動トラリピについて

 現在、FXの取引において「トラリピ」手法で取引をしています。トラリピはマネースクエア社が提供する自動売買システムによる取引手法です。取引のシステムとしてはとても優秀で便利です。しかしスプレッドやスワップなどの取引条件だけで比較すると他のFX会社に比べて良くないように感じています。不利な分はシステム料と考えることも出来ますが実際どのくらいの差が発生するのか以前から気になっていました。そこで、以前から利用しており取引条件の良いセントラ短資FXで同じ条件で手動トラリピを行い比較をしてみようと思いました。


 後ほど結果をまとめますが、手間だけはマネースクエア社のトラリピの圧勝です。最初に簡単に設定できあとは本当にほったらかしで手間なしでOKです。これは本当に素晴らしいです。対して手動トラリピは最初に大量の手間のかかるIFD注文を入力し、決済の度に決済されたものと同じ注文を入力しなければいけません。ただ、実際に行ってみて決済されたからと言ってすぐに注文をする必要もないようです。決済からある程度時間が空いて注文しても機会損失は発生いないようです。あと、実際に注文をしてみてセントラル短資FXではスマホのアプリから注文するよりもスマホやPCのブラウザのトレードシステムから注文したほうが良かったです。ブラウザのシステムは前回の入力が残るようなのですが、アプリのシステムは前回の入力が残らないようで連続して注文するときに面倒に感じました。

本家トラリピと手動トラリピの実績比較報告

 令和6年6月1日から令和6年8月2日までの取引の記録になります。この期間は、一定範囲内で動くというよりも一方に動くという相場でした。7月10日は1日で10件以上の新規約定があり、7月31日・8月1日の2日間では合計20件以上の決済約定がありました。

 2カ月弱で約8,000円の差額が発生しました。100万円づつで始めたので約1%の差です。長く続けると意外と大きな差になっていくかもしれません。ただ、今はスワップがプラスのポジションです。これがスワップがマイナスのポジションになった場合は状況が違ってくるかもしれません。

トラリピ
マネースクエア
手動トラリピ
セントラル短資FX
新規約定数8082
決済数2629
保有数54,00053,000
評価損益▲31,386▲31,674
利益累計額18,88221,136
スワップ累計額1,6967,814

最後に

 この2カ月間は、新規も決済も何もない日が多かったように感じます。7月10日のように1日に10件も約定しなくてもよいので、日々少しづつでも取引があると良いなと思いました。