投資するFXオプションについて

 短期の投資を目的にFXオプションの取引を行っています。もともとオプション取引には興味があったのですが、オプションと言えば日経オプションで日経オプションは大きな資金が必要であったり、大きな損失を出しそうで怖くて行いませんでした(ただ、口座は開設していました。また、最近は取引単位も引き下げられ取引のハードルも下がってきていますね)。


 今投資している「NASDAQ100・カバード・コール ETF (2865)」を調べているときにカーバード・コールという投資に興味を持ちました。「NASDAQ100・カバード・コール ETF (2865)」は高利回りで有名です。カバード・コールは比較的初級の投資戦略らしく自分でカーバード・コール取引を行えばうまくいくかなと思いました。

カバード・コールについて

 カバードコール(Covered Call)は、オプション取引を用いた投資戦略で、原資産の買いとコールオプションの売りのポジションを同時に持ちます。カバードコールは原資産の買いのみに比べコールオプションの売りにより受け取るオプション料分有利になります。リスクは低く初級の投資戦略いわれているそうです。

FXオプション取引にした理由について

 最初は、米国株式のコカ・コーラやファイザーなどの高配当銘柄で配当プラスアルファで投資できればと思っていました。
 しかし、株式については、1株から購入売買できるのですが、オプションについては100株単位での売買となり意外と資金が必要となりました。
 コカ・コーラ(KO)だと直近の株価だと63.69ドルで1ドル約160円として、100株で約102万円が必要となり、50万円位の資金を考えていたので意外と投資できる銘柄が限られるなと思いました。
 また、当然ながら米国株式に投資するので外貨建ての取引になります。為替と株式のリスクを取ることにも抵抗がありました。
 あと、ネットなどを見ていると米国株式のオプション取引は税金の計算が大変そうなこと取引をしないことにした一つの要因です。


 取引を予定していたのは「サクソバンク証券」です。この証券会社はいろいろな取引ができる会社でFX取引でオプションの扱いもありました。いくつかの通貨ペアでオプション取引ができるようなのですが、米国ドル/日本円のオプションを取引しようと思いました。上記の米国株式と比べ、①高利回り(スワップは4%程度(サクソバンク証券は少し悪いようです))、②10,000単位からの取引なのですが証拠金取引なので少ない資金で投資できます。③また、投資対象は外貨ですが日本円を元に取引でき、税金も雑所得で計算もしやすそうでFXオプションで取引しようと思うに至りました。

現在考えている投資戦略について

現在考えている投資戦略は


 ①ターゲットバイイング…ポジションを持つ際に、利回り5%相当になるオプション料の価格のプットオプションを売る。
 例えば、1か月後が満期のプットオプションを売るのであれば、約160円×5%÷12の0.66円程度のオプション料が得られる価格のオプションを売る。
 ②カバードコール…ターゲットバイイングによりポジションを持ったらカバードコールを仕掛ける。

 ①と②を繰り返し行っていくことにより、スワップ利回りプラスアルファの収益を上げることを目指して行きたいです。

最後に

 実は、いろいろと調べているのですが恥ずかしながらカバードコールの長期運用の全体像がつかめていません(特に下落が続いたとき)。勉強し失敗しながら投資していこうと思っています。そして、その結果をこのブログにまとめていきたいと思います。